MCP Inspector の記事をご案内した後で、7月後半に MCP 2026-07-28 仕様更新と同時に MCP Inspector が更新されて、ルック&フィールが大きく変わっています。

ここでは、Autodesk Help MCP サーバー の接続例を題材に、改めて新しい MCP Inspector と補足情報をご紹介しておきたいと思います。
- ご参考:APS の開発環境
リモート接続(Streamable HTTP)
- ターミナル等の CLI(ommand Line Interface)ツールを起動して、npx @modelcontextprotocol/inspector と入力します。

- VS Code で MCP サーバーを実装中なら、VS Code の「ターミナル」を表示して入力することも出来ます。

もし、VS Code の「ターミナル」でスクリプト エラーが表示される場合には、VS Code ターミナルのスクリプト エラー の記事をご確認ください。
- Web ブラウザが開いて MCP Inspector 画面が表示されます。
- もし、Web ブラウザが自動的に開かない場合は、ターミナル上に表示された URL をコピーしてブラウザに貼り付けてください。

- 画面右上の [Add Servers] ボタンから + Add manually をクリックします。

- [Add server] ダイアログが表示されますが、Autodesk Help MCP サーバーはリモート MCP サーバーなので、「Transport」を Streamable HTTP に変更してください。

- 「Server ID」には Autodesk Help MCP サーバー接続を識別する任意の名前(日本語、スペース不可)、ここでは Autodesk-Help-MCP-Server を入力、「URL」に https://developer.api.autodesk.com/knowledge/public/v1/mcp を入力後、[Add] ボタンをクリックして Autodesk Help MCP サーバー接続を追加します。

- メインページに Autodesk-Help-MCP-Server タイルが表示されたら、「Disconnected」右手のトグル スイッチをクリックして Autodesk-Help-MCP-Server を接続します。

- Autodesk-Help-MCP-Server を接続が成功してトグル スイッチが「Connected」の表示に変わると、ページ上部に4つのボタン スイッチが表示されます。

- [Tools] ボタンをクリックすると、左手の 「Tools」領域に Autodesk Help MCP サーバー が持つツールが表示されます。
- ここでは、AI エージェントがヘルプ コンテンツを呼び出せる製品とバージョンを調べるのに使える Get Available Products ツール、入力されたプロンプト入力にあわせてヘルプ コンテンツを探す Search Help Content ツールが表示されていることがわかります。

- Get Available Products ツール を実行してみます。「Tools」領域の Get Available Products の名前をクリックして、右手にツールの仕様と [Execute Tool] ボタンを表示させます。

- [Execute Tool] ボタンをクリックすると、Get Available Products ツールが実行されて、「Result」領域にツールの戻り値である JSON が表示されるはずです。

- もし、Search Help Content ツールを選択した場合には、ツールを呼び出す際の仕様に多くのパラメータが表示されるはずです。通常、これらの値は、ツールを使用する AI エージェントが推論して適切な値が設定されるます。(一部のパラメータ値は Get Available Products ツールが返す JSON に含まれています。)

ローカル接続(STDIO)
MCP Inspector はローカル MCP サーバーに接続してテストすることも出来ます。C:\Program Files\Autodesk\Revit 2027 MCP Server Read-Tools Technical Preview にインストールされた Revit MCP サーバーの場合、「Transport」に STDIO、「Command」に C:\Program Files\Autodesk\Revit 2027 MCP Server Read-Tools Technical Preview\Autodesk.RevitMcpServer.Stdio.exe を指定することで、MCP サーバに接続してツールを一覧し、実行することが出来ます。

- ツールの入力パラメータ指定には、要素の識別子である Element ID のように Revit API の知識が必要になる場合があります。
- 通常、AI エージェントが入力パラメータを自己解決して指定するので、AI エージェントからの利用時に、それらを意識する必要はありません。
VS Code で実装中の MCP サーバーを接続してテストする際、VS Code の「ターミナル」から起動した MCP Inspector では、次のように「Command」に .//server.js のような指定で接続出来るはずです。
- VS Code 外部から起動した場合には、C:\Users\iseza\Desktop\aps-mcp-server-nodejs\server.js のようにフルパス指定が必要になります。

MCP Inspector v1 の呼び出し
非推奨になっていますが、ターミナルに次のように入力することで、旧バージョン(v1)の MCP Inspector を起動することもできます。
npx @modelcontextprotocol/inspector@v1-latest
MCP Inspector v1 を起動した際には、非推奨である旨のメッセージが表示されます。

接続の設定変更
MCP Inspector メインページに表示れるタイル下部の「Edit」をクリックすると、+ Add manually で追加した接続も含め、既定の接続の設定内容を編集することが出来ます。

一方、「Settings」で接続の仕様を変更することも出来ます。「Protocol Era」では、接続に使用するプロトコル仕様を変更することが出来ますが、オートデスク MCP サーバーも含め、現在(2026年8月時点)の MCP サーバーが 2025-11-25 仕様に準拠している状況なので、既定値である Legacy(2025-11-25)」を使用することをお勧めします。


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