MCP サーバーは AI エージェントによってのみ使用されるツール集のようなもので、MCP(Model Context Protocol)インタフェースによって AI エージェントと接続されます。あいにく、AI エージェントからの呼び出し以外で、MCP サーバー単体を外部から利用することは出来ません。
ただ、この状態だと MCP サーバーの単体テストやデバッグ作業に支障が出てしまうため、MCP 公式のツールとして、MCP Inspector(MCP インスペクター)が用意されています。

MCP Inspector を利用して Autodesk MCP サーバーを評価することも出来るので、ここでは APS でよく利用する Node.js 環境を前提に Autodesk Help MCP サーバー を MCP Inspector に接続してテストする例をご紹介したいと思います。
- ご参考:APS の開発環境
- ターミナル等の CLI(ommand Line Interface)ツールを起動して、npx @modelcontextprotocol/inspector と入力します。

- Web ブラウザが開いて MCP Inspector 画面が表示されます。
- もし、Web ブラウザが自動的に開かない場合は、ターミナル上に表示された URL をコピーしてブラウザに貼り付けてください。
- Autodesk Help MCP サーバーかリモート MCP サーバーなので、「Transport Type」に Streamable HTTP を、「URL」に https://developer.api.autodesk.com/knowledge/public/v1/mcp を、「Connection Type」に Via Proxy を、それぞれ入力して [▶ Connect] ボタンをクリックします。

- 画面右手が更新されたら、[Tools] タブをアクティブにして [List Tools] ボタンをクリックすると、接続した Autodesk Help MCP サーバーが持つツール名と説明が [List Tools] ボタンの下に表示されます。
ここでは、AI エージェントがヘルプ コンテンツを呼び出せる製品とバージョンを調べるのに使える Get Available Products ツール、入力されたプロンプト入力にあわせてヘルプ コンテンツを探す Search Help Content ツールが表示されていることがわかります。

- 実行したいツールを選択します。ここでは、Get Available Products ツールの名前をマウスでクリックして、ツールの仕様を右手に表示させます。

- Get Available Products ツールの仕様概要の記述が長いので、マウス操作で少し下側にスクロールバーすると、[Run Tool] ボタンが現れます。

- [Run Tool] ボタンをクリックすると、Get Available Products ツールが実行されて、ヘルプ コンテンツを参照出来る製品とバージョンの一覧が [Run Tool] ボタンの下に表示されます。

- もし、5.で Search Help Content ツールを選択した場合には、ツールを呼び出す際の仕様に多くのパラメータが存在していることがわかります。通常、これらの値は、ツールを使用する AI エージェントが推論して適切な値を設定することになります。(一部のパラメータ値は Get Available Products ツールが返す JSON に含まれます。)

- MCP Inspector はローカル MCP サーバーに接続してテストすることも出来ます。C:\Program Files\Autodesk\Revit 2027 MCP Server Read-Tools Technical Preview にインストールされた Revit MCP サーバーの場合、「Transport Type」に STDIO、「Command」に C:\Program Files\Autodesk\Revit 2027 MCP Server Read-Tools Technical Preview\Autodesk.RevitMcpServer.Stdio.exe を指定することで、MCP サーバに接続してツールを一覧し、実行することが出来ます。

- ツールの入力パラメータ指定には、要素の識別子である Element ID のように Revit API の知識が必要になる場合があります。
- 通常、AI エージェントが入力パラメータを自己解決して指定するので、AI エージェントからの利用時に、それらを意識する必要はありません。

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