Autodesk Platform Services(APS)は、オートデスクのクラウド サービスが使用している様々な要素技術を、個々に Web サービス API として公開しているクラウド プラットフォームです。リファレンスを含む各 API の詳細は、APS ポータル(https://aps.autodesk.com)で公開されています。今後も、継続して既存 API の機能を更新していくと同時に、新しい API の公開も予定されています。
ここでは、RESTful API の動作チェックや理解、GitHub 上で公開しているサンプルの利用も考慮に入れて、APS API の開発環境について、64 ビッ版 Windows プラットフォームを前提にオートデスクがお勧めするツールや環境の導入手順を紹介しておきたいと思います。今回は、次にあげる開発ツールの導入手順を見ていきますが、この環境でないと APS を使った開発が出来ないわけではありませんのでご注意ください。

各ツール、アプリケーション、サーバー環境は、それぞれ、次の項目で説明する手順で入手してインストールを完了させてください。なお、このガイドでは、管理者権限でログインした 64 ビット版 Windows を前提に説明しています。
- ここで記載しているバージョンは、2026年8月24日現在 のものです。今後、各ツールや環境のバージョンアップでダウンロード先の URL や、ダウンロードしたファイル名や画面等が変わる可能性があります。ご注意ください。
Google Chrome
作成した Web ページを表示してテストします。この Web ブラウザは、APS Viewer で 3D モデルを表示するための必要な、HTML5、CSS3、WebGL をサポートしています。
- https://www.google.co.jp/chrome/ から [Chrome をダウンロード] ボタンをクリックして ChromeSetup.exe を任意の場所にダウンロードします。

- ダウンロードした ChromeSetup.exe をダブルクリックすると、インストールに必要なモジュールのダウンロードが始まり、インストールが自動的に実行されます。
- インストールが完了すると、C:\Program Files\Google\Chrome\Application フォルダに Google Chrome がインストールされているはずです。
VS Code
VS Code(Visual Studio Code)は、Microsoft 社がオープン ソースとして無償で公開している JavaScript や Python など、主にクラウド・Web 開発をおこなうための統合開発環境です。Microsoft Azure との親和性が高く、機能を拡張する Extension を使って編集対象の開発言語を増やしたり、ツールを追加したりすることが出来ます。
- https://code.visualstudio.com/Download から [Windows] ボタンをクリックして、インストーラ ファイル VSCodeUserSetup-x64-1.134.0.exe をダウンロードします。

- ダウンロードした VSCodeUserSetup-x64-1.134.0.exe を実行します。
- 特に APS 開発に必須のオプションはありませんので、画面の指示に従ってインストールを完了してください。
- 初めて VS Code をインストールすると、ユーザー インターフェースが英語表示になっていますが、ユーザー インターフェースの言語は、既定の英語から日本語に切り替えることが出来ます。詳細は、VS Code UI の日本語化 の記事でご案内しています。
- オートデスクは、APS 開発の手助けとなる VS Code 用の Autodesk Platform Services VSCode Extension エクステンションを用意しています。必要に応じてインストール、お使いいただくことをお勧めします。

Postman
Postman は、APS API でも多用する RESTful API をテストするためのツールです。Postman を利用することで、Authentication API や Model Derivative API、Data Management API で使用するエンドポイントをプログラムすることなくテスト、評価することが出来ます。
- https://www.getpostman.com/apps から [Windows x64] ボタンをクリックしてインストーラ ファイル Postman (x64).exe をダウンロードします

- ダウンロードした Postman (x64).exe を実行します。
- Postman が起動したらセットアップ完了です。初回起動時には、Postman アカウントの作成を促す画面が表示されますので、無償アカウントをお持ちでない場合には、[Sign up for free] ボタンをクリック後、画面の指示に従ってサインアップをしてください。サインアップは無償です。アカウントをお持ちの場合にはサインインしてくだい。

- サインアップが完了すると、Postman の利用が可能になります。

Node.js
Node.js は、JavaScript を Web サーバー上で実行するための環境です。JavaScript は、もともとクライアント コンピュータ上の Web ブラウザで実行することを目的の作成されたものですが、サーバー側の処理を実行するために用意されたものです。実行には、Google V8 JavaScript Engine が使用されています。Node.js は、3rdparty が用意したミドルウェアと呼ばれるパッケージをインストールして、その機能を拡張することが出来ます。パッケージのインストール等の管理には、パッケージ管理ツール Node Package Manager (npm) を利用します。開発時には、Webサイトをクライアント コンピュータ上で実現する目的で利用出来ます。
- https://nodejs.org/ から [Node.jp(LTS)をダウンロードする] をクリックして、64ビット版 Windows 用のインストーラ node-v24.19.0-x64.msi をダウンロードします。

- ダウンロードした node-v24.19.0-x64.msi をダブルクリックで実行して、インストールを開始します。[Welcome to the Node.js Setup Wizard] 画面が表示されたら、画面右下の [Next] ボタンをクリックします。
- [End-User License Agreement] 画面のライセンス規約を一読の上、「I Accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れて、[Next] ボタンをクリックします。

- [Destination Folder] 画面でインストール先フォルダを既定値の C:\Program Files\nodejs\ まま、[Next] ボタンをクリックします。

- [Custom Setup] 画面では、すべてのオプションをインストールする既定値まま、[Next] ボタンをクリックします。

- [Tools for Native Modules] 画面の内容は、ここでは特に必須ではありません。[Next] ボタンをクリックします。
- [Ready to install Node.js] 画面で [Install] ボタンをクリックしてインストールを開始します。
- インストールが完了したら、[Finish] ボタンをクリックしてインストーラを完了します。
git for Windows
GitHub 上のサンプル プログラムを入手して利用する際にコマンド プロンプト(bash) で git コマンドを利用して、クライアント コンピュータに GitHub リポジトリの内容をクローンして利用します。は有用です。今回は、git for Windows は https://gitforwindows.org/ を使用することとします。
- https://gitforwindows.org/ ページを表示後に [Download] をクリックして、Git-2.55.0.5-64-bit.exe をダウンロードします。

- ダウンロードした Git-2.55.0.5-64-bit.exe をダブルクリックで実行して、git for Windows のインストールを開始します。[Information] 画面が表示されたら [Install] ボタンをクリックします。
- インストールが終了したら、コマンド プロンプトを起動して git コマンドが有効なことを確認してください。git –version と入力すると git version 2.55.0.windows.5 と表示されるはずです。

以上で環境セットアップは終了です。
By Toshiaki Isezaki

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