Category: Technology-Perspective-From-Japan

  • OpenAPI 仕様をオープンソース化

    オートデスク SDK チームが、いくつかの REST API の OpenAPI 仕様 仕様をオープンソース化しています。OpenAPI は、REST API インターフェイスを記述するための仕様です。もし、APS の上に構築している場合には、APS API に対してこれまで以上に迅速に探索、統合、自動化出来るようになります。 OpenAPIとは? OpenAPIは、RESTful API を機械可読形式(YAML または JSON)で記述するために広く採用されている標準です。APIのエンドポイント、リクエスト/レスポンス構造、認証方法などを、ツールと人間の両方が理解できる方法で定義することが出来ます。API がどのように機能するかの青写真のようなものです。 APS 開発者にとって重要な理由 OpenAPI 仕様にアクセスすると、例えば、次のようなことが可能になります。 現在利用可能なリソース 現段階では、最も一般的に使用されるいくつかの APS API の OpenAPI 仕様を公開しています。今後、お客様のフィードバックに基づいてカバーする領域を拡大し、仕様を改善していく予定です。  APS API の OpenAPI 仕様は、公式の GitHubリポジトリで公開されています。 次のステップ これは、これらの OpenAPI 仕様の使用方法(SDK、Power Automate コネクタ、AI エージェントの生成など)の実際的な例を詳しく説明するブログ投稿シリーズの第1回です。 次回の投稿では、OpenAPI 仕様から Postman コレクションを生成して使用し、API テスト、コラボレーション、オンボーディングを効率化する方法をご紹介します。 いつものように、フィードバックをお待ちしております。次に必要な仕様や利便性を高める方法をお持ちであれば、ぜひ、共有いただければと思います。 ※ 本記事は OpenAPI Specs…

  • APS Online Training:Simple Viewer 収録公開

    2025年4月23日に、Learn APS Tutorial の Simple Viewer を題材にしたオンラインでトレーニングを開催し、コードの説明を中心に、OSS Bucket と呼ばれる保存領域をクラウド上に作成、APS Viewer への表示までのワークフローを把握していただきました。Web サーバー実装には Node.js と APS SDK 、クライアント実装に APS Viewer を使ってアプリを構築する過程をご案内しています。 前提 プレゼンテーション資料 当日使用したプレゼンテーション資料(PDF ファイル)は、次のリンクからダウンロードすることが出来ます。 収録動画 2025年12月8日からアプリの作成と管理にデベロッパーハブ(開発者ハブ)が必要です。詳細は、【重要】APS 新ビジネスモデル導入のオファリング をご確認ください。 By Toshiaki Isezaki

  • Revit 2026 新機能 ~ その3

    今回は、Autodesk Revit 2026 の MEP 設計分野に関連する新機能をご紹介いたします。 システム ゾーンの強化 空調(HVAC)ゾーンのワークフローが、システムゾーンに統合されました。Revit 2026 では、モデル内のスペースを選択して、システムゾーンの境界を生成する方法が追加されました。また従来通り、スケッチ ツールを使用して閉じたスケッチを作成し、システムゾーンを定義することもできます。 スペースベースのゾーンは、スケッチベースのゾーンに変換することができます。これにより、ゾーンを建築モデルからアタッチ解除できます。集計表でシステムゾーンを集計するか、組み込み型集計表を使用して、スペースと解析用スペースの集計表との関連性を表示します。新しいシステムゾーンでも、カラースキームの使用をサポートします。 電線のグローバリゼーション 新しい[電線とケーブルの設定]を通じて、電線を定義し、その電線定義をケーブル サイズとケーブル タイプで使用することができるようになりました。これらのケーブル タイプは、モデル内の回路に割り当てられます。 この機能追加により、配線サイズはサポートされなくなりました。モデルをアップグレードすると、既存の配線サイズのデータは新しいスキーマに更新されます。   パネル集計表のブラウザ構成機能 プロジェクト ブラウザでパネル集計表を並べ替え、フィルタ、またはグループ化によって整理できるようになりました。 By Ryuji Ogasawara

  • Secure Service Accounts(SSA)ベータ

    Autodesk Platform Services(APS) とのサーバー間統合を認証するための、より安全で柔軟性のある最新の方法である新しい Secure Service Accounts(SSA)API がパブリック ベータとしてリリースされました。 サービス アカウント保護の必要性 APS アクセス:2-legged と 3-legged の記事でご案内のとおり、従来、Autodesk Construction Cloud とのバックエンド統合を構築する開発者は、用途に応じてユーザー代理(x-user-id)の 2-legged 認証フローを使用しています。 しかし、ACC Issues API など、主要な ACC/BIM360 API のエンドポイントは 3-legged 認証フローのみに限定しているため、2-legged 認証フローでの完全な自動化が実現出来ない状態です。3-legged 認証フローでサインイン プロンプトやリフレッシュ トークンを含む仕組みでは、長期的なセキュリティ、スケーラビリティ、またはガバナンスにとって理想的ではありません。 課題を解決するセキュア サービス アカウント(Secure Service Account、SSA)の機能 SSA は、ゼロトラストの原則と最新のエンタープライズ セキュリティ標準に準拠して、アプリの統合に十分なアクセスを提供します。 主な機能 🔐 サインイン UI 操作、ReCaptcha、OTP が不要 秘密鍵を使用して JSON Web Tokens(JWT)経由で認証するため、ログインボックスのプロンプトやリフレッシュトークンを管理する必要がなくなります。 ⚙️ 自動化のための設計 CI/CD パイプライン、データ統合、バックエンド タスクに最適化されているため、ユーザーによるの操作が不要です。 📋 Audit-Ready SSA トークンの使用状況は、ACC アクティビティ…

  • 日本語版 Inventor 2026 API プログラミング用ヘルプ

    Inventorの新バージョンとなる、Inventor 2026がリリースされました。 Inventor 2026の API の日本語プログラミング用ヘルプ (admapi_30_0.chm)を ZIP 圧縮したファイルをポストしていますので、次のリンクからダウンロードしてください。 Inventor 2026の API の日本語プログラミング用ヘルプ   日本語版 Inventor 2026 に同梱されている API ヘルプは英語版オンライン ヘルプになっていて、 C:\Users\Public\Documents\Autodesk\Inventor 2026\Local Help にインストールされており、Inventorからは[ヘルプ]- [プログラミング/ API ヘルプ]より起動が可能です。 ダウンロードした日本語版の Inventor 2026 API Help (admapi_30_0.chm)で上書き保存していただければ、Inventor のメニューから日本語版ヘルプを起動することが出来るようになります。 ダウンロードして展開した .chm ファイルは、セキュリティ機能によってコンテンツ表示がブロックされる場合があります。コンテンツがブロックされている場合には、各ページが白く表示されて何もない状態となります。 ページに何も表示されない場合には、エクスプローラから .chm ファイルを右クリックして [プロパティ] ダイアログの [全般] タブを開き、右下にある 「許可する」 にチェックを入れてください。 なお、従来の CHM ファイル形式とは別に、英語版 Inventor 2026 オンラインヘルプ内に Programming Interface…

  • Revit 2026 新機能 ~ その2

    今回は、Autodesk Revit 2026 の建築設計分野に関連する新機能をご紹介いたします。 部屋ごと及びセグメントごとに壁を作成する 壁セグメントを使用する部屋の中または部屋の境界を指定して、簡単に意匠壁を作成できるようになりました。 部屋の境界となる壁と柱で形成される閉じた領域を選択すると、部屋の中に新しい壁をワン クリックで作成できます。または、壁と柱の既存のセグメントを選択して、新しい壁を作成します。 新しく作成された壁は対象の壁または柱の面に隣接するため、躯体や仕上げに複数の壁を作成する際の効率と生産性が向上します。 躯体レイヤのない複層構造が可能に 複層構造における躯体レイヤの要件は必須ではなくなり、躯体レイヤの削除や躯体境界の外側へのレイヤの移動が容易になりました。 躯体レイヤを削除したり、躯体レイヤの外側にレイヤを移動して、既定の結合を改善したり、壁仕上げや床仕上げの表示コントロールをサポートします。 複層構造のレイヤの優先度をカスタマイズする 壁、床、屋根、天井、スラブ、地形ソリッドなど、すべての複数レイヤ要素の要素タイプ レベルから、レイヤ機能とは独立してレイヤの優先度をカスタマイズできるようになりました。 シート上のビューの位置と自動配置 [修正 | ビューポート]の[配置とビュー]パネルを使用して、シートのビューの位置の保存、修正、管理を行えるようになりました。 シート間でビューを位置合わせするには、[ビューのアンカー]オプションを使用します。 [シート上のビューの位置]は、同様の平面方向ビューが多数存在し、それらをシート間で位置合わせして調整を維持する場合に役立ちます。また、複数のシートに対して同じオフセットで配置する一般的なレイアウト(建物の壁セクションなど)の場合も同様です。 既存の[シート上でビューをスワップする]機能は、新しいワークフローに統合されています。 [保存位置]に割り当てられたビューを入れ替えることができます。位置を無効にするプロンプトが表示され、[保存位置]の割り当てをいつでも解除または再割り当てできます。 By Ryuji Ogasawara

  • APS Online Training:Hub Browser

    Learn APS Tutorial の Hub Browser を題材に、オンラインでトレーニングを開催いたします。コードの説明を中心に、Autodesk のクラウドベースのアプリケーション(Autodesk Docs, BIM 360 Docs、Fusion Team) のストレージに保存されたユーザーのコンテンツにアクセスし、APS Viewer で表示するワークフローを把握していただきます。Web サーバー実装には、Node.js と APS SDK、クライアント実装に APS Viewer を使ってアプリを構築する過程をご案内します。 下記にお申し込み方法を記載いたしますので、ご検討いただければと思います。 日時/場所: 5月21日(水) 14:00~16:00 参加費: 無料 内容: お申込方法: Zoom ミーティング URL をお送りしますので、参加を希望される方は、以下の情報をメールでお知らせください。 宛 先: adn@myautodesk.jp (ADN 事務局)件 名: 「APS Online Training:Hub Browser 参加申し込み」本 文: 次の順序でご記入ください ADN ID(ADN に加入されている場合のみ):DEVR や JA、JPJP から始まる8桁の文字列会社名:部署:役職:加者氏名とフリガナ:E-mail アドレス: お願いと補足事項: ぜひ、この機会をご活用ください。 By Toshiaki…

  • Inventor 2026 新機能

    Inventor 2026ではお客様のフィードバックに基づき、多くの機能拡張が行われております。この記事ではInventor 2026で行われた機能拡張について主なトピックをご紹介いたします。まずは、英語とはなりますがInventor 2026の機能拡張のをご紹介した動画が公開されておりますのでご覧ください。 シートメタル このリリースの Inventor では、シートメタルコマンドのプロパティパネルユーザインターフェイスの改善が行われています。これによりシートメタルの作成および編集のワークフローが改善され、階層リンクを使用してスケッチにアクセスできるようになり、プリセットの使用が可能になります。 パーツモデリング パターン機能、パーツの簡略化 機能の強化が行われています。 矩形状パターン、円形状パターン、スケッチ駆動パターン コマンドが一新され、プロパティ パネル インタフェースとワークフローが組み込まれるようになりました。プロパティ パネルでツール パレットのパターン タイプを直接切り替えることもできます。また、1 つまたは複数のオカレンスを選択することで、メンバ間の距離や角度が不規則なパターンを配置できるようになりました。 また、[簡略化]コマンドが、パーツ環境の[3D モデル]タブ [簡略化]パネルでアクセスできるようになりました。コマンドを起動し、簡略化されたモデルを定義するパラメータを調整することができます。 アセンブリモデリング ミラー機能の強化や、モデル状態 等多くの機能で、機能強化が行われています。 ミラー機能の機能拡張では、ソース コンポーネントのジオメトリと位置の両方をミラー化するオプションを選択できるように機能強化が行われております。また、ターゲットのミラー化されたコンポーネントは関連付けを維持するため、ソース コンポーネントに加えられた変更はすべてターゲット コンポーネントに反映されます。 図面 スケッチベースの破断ビュー、ビュー注記とビューラベルのプロパティの追加、投影ビュー上のエッジの表示の更新、線形和と角度和 駿府タイプの追加等の機能拡張が行われおります。 一般機能の改善  ファイルを開くダイアログと、保存ダイアログが標準のWindowsファイルダイアログコンポーネントを使用するように改良されました。 また、UIテーマは既定で「ダーク」が選択されるようになりました。従来のライトテーマに変更したい場合、[アプリケーション オプション]- [色] タブからテーマを変更してください。 パフォーマンスの改善  パフォーマンスの改善は継続的な最重要事項目として、過去9年間のリリースにおいて継続的に取り組んでまいりました。Inventor 2026においては次の領域でパフォーマンスの改善を行っております。 [ファイル] > [開く]/[閉じる] : ファイルを開いたり閉じたりする際のパフォーマンスが向上し、ファイル サイズも縮小されました。 [ファイル] > [保存]: 保存処理中にマルチスレッドが使用されます。データの圧縮により高度な圧縮方法が使用され、ファイル サイズが削減されます。 アセンブリ ミラー: 再利用されたコンポーネントの計算とアセンブリ…

  • Revit 2026 新機能 ~ その1

    今回は、Autodesk Revit 2026 の専門分野に共通するコア機能に関連する新機能をご紹介いたします。 テクニカル プレビュー: アクセラレーテッド グラフィックス 3D ビューと 2D ビューのナビゲーション パフォーマンスが大幅に向上し、設計をより迅速にレビューできるようになりました。 このテクニカル プレビューを利用すると、Revit の新しいグラフィックス プラットフォームにいち早くアクセスし、グラフィックス カードに重点を置いた、より高速なナビゲーションと最適化されたハードウェア使用率を実現できます。 アクセラレーテッド グラフィックスはビューごとに有効化され、モデルやビュー自体は変更されません。ビューまたはモデルを閉じると、そのビューではアクセラレーテッド グラフィックス モードが無効になります。 新しい[リンクを管理]ダイアログ 新しい[リンクを管理]ダイアログには、9 種類のリンク データ(Revit モデル、IFC リンク、CAD 形式、DWF マークアップ、点群、地盤面、PDF、イメージ、コーディネーション モデル)と、3 種類の読み込みデータ(CAD、イメージ、PDF)がツリー構造にグループ化されて表示されます。 IFC リンクの機能強化 IFC ファイルのモデルへのリンクが、旧リリースの Revit より最大 50% 高速になりました。 さらに、IFC モデルをリンクする際のコントロールが強化されました。リンクのダイアログで、ドロップダウン リストを使用して配置オプションを選択します。IFC リンクは、書き出し時に許容されるのと同じデータムと方向で配置できます。既定の位置の場合、リンクの原点が Revit 内部の原点に配置されます。 地形ソリッドの点のしきい値 モデルでリンクした地形ソリッドとネイティブの地形ソリッドを作成するのに使用する点の数をコントロールします。 Revit.ini ファイルの 2 つの設定によって、モデル内の地形ソリッドで使用する点の数をコントロールします。 Revit.ini ファイルでこれらの値を設定します。有効な範囲は 10,000…

  • AutoCAD ノーコード ソリューション:データ書き出し

    AutoCAD での図面編集中、よくあるタスクに作図空間に挿入されているブロック数の拾い上げ(集計)があります。一般的に、機器や部品、建具など、規格化された形状をブロック化することが多いため、図面内のブロックを数えることで、部品表や建具表などの集計表作成に役立てることが出来ます。 古くから AutoCAD API で作成したカスタム コマンドでブロックの集計と表作図の自動化を実現している場合には、AutoCAD 2008 で導入されているデータ書き出し(DATAEXTRACTION[データ書き出し] コマンド)を使ってカスタム コマンドの機能を代替出来る可能性があります。 データ書き出しは、ウィザード形式でオプション選択を進めるだけで、対象のオブジェクト情報を表オブジェクトとして作図したり、外部の EXCEL ファイルに出力したりすることが出来る機能を提供します。 DATAEXTRACTION コマンド を実行すると、データ書き出し ウィザード が表示されます。データ書き出しの対象は図面内に作図されているすべてのオブジェクトですが、3/8 の画面で「ブロックのみ」を選択して集計を進めることが出来ます。また、ブロックに属性が設定されている場合には、「属性を持つブロックのみを表示」を選択することも出来ます。 4/8 の画面では、集計から特定のブロックを除外したり、分類フィルタで不要な情報を除外したりする指定が可能です。 5/8 画面では、集計された情報をプレビューして列の並びなどを変更することが出来ます。 6/8 画面では、集計内容を表オブジェクト(TABLE オブジェクト)として図面に作図するか、EXCEL ファイルに書き出すかを指定することが可能になっています。 表オブジェクトの作図を選択した場合、表スタイルや表タイトルを指定して、表を指定位置に作図することが出来ます。 つまり、このデータ書き出し機能も、古くは API カスタマイズが必要だった集計表の作成を、標準コマンドで実現出来るノーコード ソリューションと捉えることが出来ます。古いカスタム コマンドでブロックの集計表を作成していたり、EXCEL への書き出しが必要な場合には、一度、お試しください。 By Toshiaki Isezaki