Autodesk University Las Vegas 2018 も今日で 3 日間の会期を終えようとしています。ここでは、この 3 日で感じられた Forge の立ち位置 についてレポートしておきたいと思います。
まず、11 月 13 日初日には General Keynote が、続いて 14 日には、午前に建設業向けに Architecture Engineering And Construction Keynote が、午後には製造業向けに Manufacturing And Product Design Keynote が開催されています。
これらの Keynote(基調講演)で伝えられたメッセージを簡単にまとめると「Automation(自動化)」になるかと思います。ちなみに、Autodesk University に 1 日先立って開催が始まった Forge DevCon Las Vegas のメッセージは、先のブログ記事 Forge DevCon Las Vegas 2018 アップデート でお伝えしたように「Data at the Center」でした。

実は、昨年の Autodesk University の General Keynote でも「Automation(自動化)」がキーワードとして挙げられています。各過程をシームレスに高度に連携させるには、議論対象のデータを中心となるクラウドに置いて、生産性向上のための自動化につなげていこう、という考えです。
Forge が基盤技術/プラットフォーム テクノロジであることを考えると、オートデスクが現在、引き続き目指すところは、設計/デザインから施工/製造の過程において、設計者、エンジニア、製造業者をシームレスにつなぐ高度な「Automation(自動化)」であり、それを実現するのが、クラウドの利用と、クラウド上のデータ プラットフォームを提供する Forge の「Data at the Center」であると捉えることが出来ます。
Automation/自動化の具体例については、既に YouTube で公開されている 動画 を参照してみてください。 少子高齢化でも生産性向上を成し遂げている事例として、日本の大和ハウス工業株式会社が取り上げられていて、とても興味深く見ることが出来ます。
なお、今回の動画は YouTube 上で公開されているので、YouTube 側の設定を変更すれば日本語字幕を表示させることが出来ます。試してみてください。妙な翻訳になってしまう場面もありますが、大筋で内容は把握いただけるものと思います。大和ハウス工業の自動化に言及が及ぶのは、48:50 を過ぎたあたりです。

印象的だったのは、Autodesk University の 3 つの Keynote のうち、どの Keynote でも、繰り返し Forge が取り上げられていた点です。

もともと、Forge はオートデスクのクラウド サービスを開発する過程で生まれた機能を、機能別に Web サービス API として公開したものです(下図左)。この状態から、今後、Data at the Center を実現する HFDM を含む各種 SDK を先に開発し、オートデスク製品に活かしていこう(下図右)、という方向に Forge の立場が変わりつつあることがわかります。

Data at the Center の素材としての Forge はまだ開発途中であるため、今回は大々的に喧伝されませんでしたが、General Keynote でも登壇し、HFDM の早期評価デベロッパである Atkins 社が AS229879 – Sketch to feasability via HFDM クラスで Data at the Center を実現する Forge App Framewok SDK について言及していました。これらを詳細にご案内できるには、もう少し時間がかかるようです。
視点は変わりますが、Autodesk University の展示会場 EXPO でも、今年は数多くの “Forge” を見ることが出来ました。Forge System Integrator 各社のブースや、System Integrator にはなっていないものの、ISV として Forge を使ったソリューションを提供している企業のブースです。

こちらは既存の Forge を使ったアプリケーション/ソリューションの展示ですが、BIM 360 との統合など、Forge がオートデスクのクラウド サービスとの連携カスタマイズのプラットフォームである点が認知され始めている証と思います。
By Toshiaki Isezaki

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