Autodesk Platform Services とは

クラウドに「繋がる」ことで利便性や生産性が向上していく時代、オートデスクは、Autodesk Platform Services のブランド名で、設計/デザインを活用する複数の Web API(Web サービス API)を公開して、API エコノミーに参画しています。

Autodesk Platform Servicesを活用するAPIエコノミーの概要を示す図。中心にクラウドが描かれ、その周りにIoT、ロボット、画像認識、AI、CRM、資産管理、自動車、VR/AR、地図/位置情報、交通/宿泊、渋滞情報、天気/ニュース、株/金融などの要素が配置されています。

Autodesk Platform Services(APS)は、もともと Autodesk Forge の名称で 2016 年に公開をはじめたものですが、オートデスクのプラットフォーム戦略を推し進めるにあたり、2022 年秋に名称を変更したものです。このため、既存の API も従来どおり利用することが出来ます。

APS が提供する主要 API やその機能概要は、次のリーフレット(2025年7月更新) ご確認ください。

主なAPS APIの機能を示すインフォグラフィック。各APIのアイコンと説明が並んでいる。

新たな試み – Design & Make(デザインと創造)プラットフォーム

オートデスクは、「Design and Make(デザインと創造)プラットフォーム」を整備してデータのアクセス方法に変革をもたらします。

従来のデザインデータは、使用する製品/ツールによって固有の形式を持つファイルとして保存・管理されています。クラウドの利用が進むにつれて、ファイル形式の違いによって起こる時の相互理解の阻害、ファイルの肥大化と転送・同期の遅延、設計変更で生じるファイル バージョンの重複データの冗長性、すべてのデータを含むファイル共有による意図しない知的財産情報の漏洩などが問題視されるようになっています。

イラスト形式で表現された「相互理解の妨げ」「肥大化」「遅延」「冗長」「知的財産」の5つの概念を示すアイコンの集合

デザインと創造プラットフォームでは、ファイルに内包されているデータをバラバラに分解、「粒状データ」化することで、必要なデータのみを個別に取り出したり、書き込んだりする機能を提供します。

同プラットフォームは APS が新しく提供する API 群を使って構築されます。機能別に、各種製品から粒状データを扱うネイティブに Autodesk Deta Model、粒状データを使ってデータ交換を実現する Data Exchange、製品間で共通したナビゲーションや共通データ アクセスを提供する Autodesk Data Access の 3 つのカテゴリに分けられ、粒状データにアクセスするための GraphQL や SDK が用意されます。


Autodesk Platform Services を始めるには?

Autodesk Platform Services(APS)は、開発作業に必要なデベロッパーキー(Client ID と Client Secret)を取得すれば、無料枠を利用してすぐに評価を始めることが出来ます。APS の始め方は、次のブログ記事で詳しくご案内しています。


Autodesk Platform Services の公式ドキュメントは?

APS の公式ドキュメントは、https://aps.autodesk.com/developer/documentation(英語のみ)で公開されています。API の概要を解説する Developer’s Guide、使用手順に沿った説明をおこなう Step by Step Tutorials、各エンドポイントの URL やパラメータ等の詳細を記した Reference で構成されています。

Autodesk Platform Services documentation overview with core components and features listed, including Authentication, Data Exchange, and Data Management.

Autodesk Platform Services を知るには?

Forge 時代に作成したショート ビデオ シリーズ「Forge Online」がありますので、ご参考まで。


Autodesk Platform Services を学習するには?

APS 全体を通して学習する場合には、Learn APS Tutorial(英語) をご活用ください。

一部のトレーニング内容と実装手順を日本語で解説する記事も用意しています。


Autodesk Platform Services のコードサンプルは?

数多くのコード サンプルが GitHub 上で公開されています。コード サンプルには、https://aps.autodesk.com/code-samples からアクセスすることが出来ます。

Autodesk Platform Services GitHub repository showcasing mini sample apps that demonstrate the use of APS APIs.

Autodesk Platform Services の活用事例は?

 日本からの事例も含め、Autodesk Platform Services の活用事例は https://aps.autodesk.com/success-stories からご確認することが出来ます。すべてではありませんが、お使いの Web ブラウザの言語設定が「日本語」になっていれば、日本語化した事例をご覧いただけます。

複数のコンピュータ画面を使用してデザイン作業を行っている女性たちの様子とプロジェクトデータの管理に関する内容を表示するウェブページのサムネイル画像。

Autodesk Platform Services の稼働状況を知るには?

オートデスクのクラウド サービスの稼働状態と同様に、各 API の稼働状況は ヘルス ダッシュボード サイト(https://health.autodesk.com/) で確認することが出来ます。インシデント発生時には、インシデントを Subscribe すると、入力したメール アドレスに状況を知らせる通知ールが届きます。


Autodesk Platform Services のコストは?

複数ある APS API のうち、課金対象になっているのは一部です。詳細は、Autodesk Platform Services | 開発者向けのオートデスクのツール ページを確認してみてください。


Autodesk Platform Services のサポートは?

有償サポートプログラムである Autodesk Developer Network(ADN)に加入すると、専用の Web フォームで問い合わせをおこなうことが出来ます。

また、https://aps.autodesk.com/get-help(英語)から新しい質問を StackOverflow に投稿したり、知りたい内容にかかわるキーワードを入力して検索することで、過去に世界中の開発者から寄せられた質問や回答を閲覧することも可能です。


By Toshiaki Isezaki

Discover more from Autodesk Developer Blog

Subscribe now to keep reading and get access to the full archive.

Continue reading