VS Code APS エクステンション v3.0 の新機能

VS Code APS エクステンション が更新されて、バージョン3.0.0 以降、柔軟な認証、新しいデータの閲覧方法、そして信頼性向上の修正が数多く追加されました。また、従来の Visual Studio Marketplace に加えて Open VSX でも公開することで、(VS Code のライセンス上の制約を回避して)CursorAntigravity でも利用することが出来るようになりました。

ここで、更新された機能と利用方法をご紹介します。

3.0.0 以降の新機能

アプリに合った方法でサインイン

従来の 2-legged 認証フローだけでなく、すべての APS 認証メカニズムに対する適切なサポートを追加しました。

  • 3-legged 認証フローの OAuth (Confidential Client)
  • PKCE を使用した 3-legged 認証フローOAuth (Public Client 利用、Secret 不要)
  • サービス アカウントの秘密鍵を使った Secure Service Account(SSA) サインイン
  • 他の APS アプリから取得した アクセストークンの貼り付け

セッションは VS Code の暗号化された秘密ストレージで環境ごとに永続するため、ウィンドウの再読み込みでもサインインしたまま、3-legged/PKCEトークンはバックグラウンドで自動的に更新されます。サインインが必要なビューは、サインインするまで [Sign in to APS] ボタンが表示されます。

注:すべてのビューには、2-legged 認証フローによるアクセスと 3-legged 認証フローによるアクセスを区別するために、ペイン タイトルに app または user が含まれています。

新しいブラウズ方法

指摘事項(Issues)

Project(プロジェクト)→ Issues ツリーのハブ→ Autodesk Forma の指摘事項を閲覧できる新しい Issue(User) ビューで、 Details(詳細)パネルとコメントを表示出来ます。

ハブ管理者(Hub Admin)

ハブ管理者には Hub Admin(App)Hub Admin(User) ビューがあり、ハブのユーザー、プロジェクト、企業を表示させることが出来ます。専用の “View Details” パネルが用意されています。

WebHooks

WebHook は、現在、Webhooks(App) ビューと Webhooks(User) ビューに分かれており、WebHook のカタログはコスト管理、Forma Review、Autodesk Tandem の各イベントをカバーするよう拡張されています。

ページネーション(Pagination)とフィルタリング(Filtering)

OSS および Hub のツリービュー(autodesk.forge.data.pageSizeautodesk.forge.data.hubsPageSize)に加え、「Filter Objects by Prefix」/「Clear Object Filter」コマンドにより、大規模な Bucket や Hub でも快適に使用できます。

高度な Model Derivative 変換オプション

Translate Object (Custom) で、ドキュメント化されている高度な変換オプションをすべてサポートしたほか、リージョン選択でも US/EMEA/APAC だけでなく、OSS の全リージョンを選択できるようになりました。

ドラッグ&ドロップによるアップロード

ファイルをそのまま Data & Derivatives (app) ビューの Bucket にドロップするだけで、ファイルのアップロードが出来るようになりました。

日々の流れがスムーズです

大きな機能と並行して、次々と修正や磨きが続きました:

  • APS API を呼び出すすべてのコマンドが進捗フィードバックを表示するため、長期間実行された操作が停滞しているように見えなくなりました。
  • OSS オブジェクトのダウンロードはもはや切り詰められたファイルを生成しません。
  • コンテキストメニューは View、ActionModel DerivativeManage のサブメニューに再編成され、忙しいツリーアイテムが読みやすく保たれました。
  • Bucket、Automation エンジン、AppBundle、環境(environment)ピッカーは、最近使用した選択が既定値として選ばれます。
  • 新しい「スタート」ウォークスルーは、初めてのユーザーがスタンドアロン アプリと Forma 拡張機能の両方でセットアップを案内に行います。

Open VSX でも公開

本エクステンション は、これまでも Visual Studio Marketplace で公開されてきました。今回、新たに Open VSX にも公開されました。Open VSX は、Microsoftのマーケットプレイスにアクセスできない VS Code ベースのエディタで利用されているオープンソースの拡張機能レジストリです。エクステンション自体は同一で、識別子(petrbroz.vscode-forge-tools) も同じ、リリースサイクルも変わりません。つまり、皆さんが実際に使っている環境がどこであっても、そのまま利用できるようになったということです。

Cursor と Antigravity での使用

エクステンション は Open VSX 上で公開されるので、CursorAntigravity でインストールしても、他のエクステンションと同じように動作します。:エクステンションのサイドバーを開き、Autodesk Platform Services を検索してインストールしてください。

Antigravity
Cursor

3-legged 認証フローを使った OAuthPKCE でサインインする予定がある場合、サインインフローはカスタム URI を介してエディタにリダイレクトされ、各エディタは独自の URI スキームを登録します。

エディター登録が必要な Callback URL
Visual Studio Codevscode://petrbroz.vscode-forge-tools/callback
Cursorcursor://petrbroz.vscode-forge-tools/callback
Antigravityantigravity-ide://petrbroz.vscode-forge-tools/callback

お使いのエディタに対応する URL を、https://aps.autodesk.com/myapps でアプリの Callback URL として登録する必要があります。未登録の状態だと、リダイレクト URI の不一致でサインインに失敗してしまいます。URL を推測する必要はありません。これらのサインイン方法のいずれかを初めて使用する際に、エクステンションが登録すべき正確な URLを表示し、 Copy URL アクションでコピーできるようになっています。

注意:リモート/SSH、Codespaces、またはウェブの環境で作業している場合、コールバックURLは再び異なる場合があります。拡張機能が実際に表示しているものを登録してください。

それ以外のもの―ツリービュー、コマンド、ウェブビュー――は3つのエディターすべてで同じ動作をします。

※ 本記事は Autodesk Platform Services Extension for VS Code: What’s New Since 3.0 | Autodesk Platform Services から転写・意訳・補足したものです。

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