
現在、ラスベガスで開催されている米国の Autodesk University に来ていますので、今週は、いくつか AU の話題をお知らせします。米国の Autodesk University は、日本とは異なり、1 日で終了ではなく、3日間、午前 8 時から午後 6 ~ 7 時くらいまで連続して複数のセッションが開催される「学びの場」になっています。
といっても、Autodesk University が開催されるのは12月2日からでで、現在(現地時間の1日)は、前日の Developer Days のお話です。日本では、東京と大阪で Developer Days の開催をすでに終了していますが、オートデスク本社のある米国では、毎年、この時期に AU の事前イベントとして開催されています。
Autodesk University の規模も日本とはけた違いですが、Developer Days も同様です。申し込み数ベースの規模比較になりますが、東京、大阪合わせた数が 100 名少しなのに対し、米国では 700 人超といった具合です。
さて、日本の Developer Days でも、もちろんご案内していますが、 今年の目玉は、初めての Web サービス API となっている View and Data API です。機能などは、他のブログ記事に記載していますので、ここでは、View and Data API を利用した安価なバーチャル リアリティ機材をご紹介しましょう。
今年、Google 社が開催した開発者イベント、Google I/O で登場したテクノロジに Google Cardboard というものがあります。Cardboard とはボール紙などの厚紙のことですが、この厚紙を使ってバーチャル リアリティに利用するグラスを作成しようとするものです。そして、Android スマートフォンに左右、視差のある画像を投影することで立体視を実現します。Google 社は、投影する画像を制御するための VR Toolkit も発表していますが、Autodesk Developer Days では、このコンテンツを View and Data API で作ってしまった例をご紹介しています。
ハード面では、厚紙のキットを DODOCASE から購入して参加者に配布しています。

25 ドル程度のボール紙と手持ちのスマートフォンでバーチャルリアリティが実現できるということで疑心暗鬼でしたが、実際に使ってみると本当に立体に見えるので、少々驚きです。

実際の詳細は、同僚のブログ記事を参照してみてください。
Creating a stereoscopic viewer for Google Cardboard using the Autodesk 360 viewer – Part 1
Creating a stereoscopic viewer for Google Cardboard using the Autodesk 360 viewer – Part 2
Creating a stereoscopic viewer for Google Cardboard using the Autodesk 360 viewer – Part 3
この VR コンテンツは、音声認識によって、ビューの変更を指示することが出来ます。例えば、「エクスプロード」と命令すると表示されているモデルが分解表示されたり、「リセット」を命令すると分解表示されたモデルが、元の表示状態に戻って表示される、といった具合です。
Adding speech recognition to our stereoscopic Google Cardboard viewer
Adding more speech recognition to our stereoscopic Google Cardboard viewer
View and Data API は、HTML5 と WebGL が有効な Web ブラウザがあれば利用出来ますので、モバイルの世界でもオートデスクの Web サービス API が有効である、ということが分かります。
By Toshiaki Isezaki

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