Revit は、アドインをロードすることで機能を拡張することができます。アドインの開発には、.NET をベースとするクラスライブラリを作成し、Revit API を呼び出すプログラムを実装します。主な開発言語は C# または VB.NET となっております。

Revit API は、基本的には、Revit 製品の UI 操作で実行可能な機能に対応しており、様々な作業を自動化したり、お客様のワークフローに応じて処理を組み合わせて、効率化・合理化することができます。
さらに、API 固有の仕組みとして、カスタムデータを要素やドキュメントに格納する拡張ストレージ、任意のカスタムジオメトリを作成して表示する DirectShape 、一時的なグラフィックスを表示する DirectContext3D 、モデルの変更時にカスタム処理を割り込ませるダイナミック モデル アップデータなどもございます。
今回は、Revit 2026 アドイン開発にご興味のある方に向けて、SDK、トレーニングマテリアルと学習リソースをご紹介いたします。
Revit 2026 .NET SDK
Revit 2026 API リファレンスや Visual Studio プロジェクトの完全なサンプルコードは、Revit 2026 .NET SDK に同梱されています。
下記のページから、該当バージョンの SDK をダウンロードしてご利用ください。

Revit 2026 API 開発者用ガイド
Revit 2026 API の解説は、下記の「 Revit API 開発者用ガイド」にてご参照いただけます。全てを網羅しているわけではありませんが、スニペットが多数掲載されておりますので、API の利用方法を把握いただく際に役立ちます。

Revit API トレーニング マテリアル
Revit API を利用したアドイン開発にご興味のある方を対象とした、Revit API トレーニング マテリアル(日本語版)を公開致しました。
Revit 2023 – 2026、各バージョン毎に API の変更内容を反映しています。次のリンクからダウンロードいただけます。
これから Revit API の習得を目指す方は、チュートリアル教材としてご利用ください。

このトレーニングマテリアルは、英語版トレーニングマテリアルをベースとした日本語版となっております。また、日本語版の Revit に含まれるテンプレートで作成したプロジェクトで演習が行えるようになっております。
トレーニングマテリアルの内容は以下の通りです。
- Labs フォルダ:
入門実習、UI 実習、ファミリ API 実習の3つのコース内容について、C# の実習ドキュメントと完成した Visual Studio プロジェクトが格納されています。 - Presentation フォルダ
クラス トレーニング実施時の PowerPoint プレゼンテーションの PDF 版です。 - Sample Drawing フォルダ
実習トレーニング中で利用する Revit プロジェクトファイルが格納されています。
なお、注意点ですが、演習解答サンプルのUI実習プロジェクトは入門実習プロジェクトに依存しています。入門実習プロジェクトを先にビルドして下さい。
Revit API & BIM セミナー
2018年に開催した「Revit API & BIM セミナー」の収録動画とプレゼンテーション資料を公開しております。
最新の API の変更点や改善点、新機能については別途、アップデートいただく必要がございますが、基本的な仕組みや考え方は共通しています。

Visual Studio アドインテンプレートと RevitLookup ツール
Revit アドインを開発する上で便利なツールとして「Visual Studio アドインテンプレート」と「RevitLookup ツール」がございます。
インストール方法や機能について、次のブログ記事でご案内しています。

The Building Coder Blog
弊社エンジニア Jeremy Tammik のブログ「The Building Coder」では、Revit API に関するディスカッションと知見を記事にまとめています。トピック毎に整理されています。
- The Building Coder(TypePad サービス終了によりアーカイブ済み)
- The Building Coder(Jeremyによるメンテナンスあり)

Autodesk Developer Network (ADN)
オートデスクは、デスクトップ製品開発者向けの有償サポート プログラムである Autodesk Developer Network、通称、ADN を主催しています。
API によるアドイン開発で発生する技術的な問い合わせを行うための専用アカウントをご提供し、Web フォーム経由で質問、回答を得ることが出来ます。また、開発作業で利用することを前提に、デスクトップ製品(日本語版)を提供しています。詳細については、次のリンクをご参照ください。

ぜひ Revit アドイン開発にご活用ください。
By Ryuji Ogasawara

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