ご案内が遅くなりましたが、AutoCAD 2021 for Windows、AutoCAD LT 2021 for Windows(Windows 版の AutoCAD 2021 、AutoCAD LT 2021)のリリースから約一週間遅れで AutoCAD 2021 for Mac、AutoCAD LT 2021 for Mac(Mac 版の AutoCAD 2021 、AutoCAD LT 2021)がリリースされています。

従来、Windows 版から数か月遅れでリリースされていた Mac 版も、今後、同時期にリリースされることになるはずです。Mac 版の登場で、2021 バージョンのコンセプトに沿った製品が出揃ったことになります。

ライセンス
Windows 版も同様ですが、以前、スタンドアロン ライセンスと呼称していたシングルユーザ ライセンスのサブスクリプションでは、シリアル番号ではなく、サインインするオートデスク アカウント、別名、Autodesk ID に紐づいて管理されるようになっています。このため、インターネットに接続した環境でサブスクリプションに紐づいたAutodesk ID でサインインすれば、物理的なアクティベーション作業なしで、いつでも製品を使い始めることが出来ます。

動作環境
AutoCAD 2021 for Mac、AutoCAD LT 2021 for Mac の動作環境は次のとおりです。
オペレーティング システム:Apple® macOS® Catalina v10.15、Mojave v10.14、High Sierra v10.13
モデル:
最小:Apple Mac Pro® 4.1 以降、MacBook Pro® 5.1 以降、iMac® 8.1 以降、Mac mini® 3.1 以降、MacBook Air® 2.1 以降、MacBook® 5.1 以降
推奨:Metal グラフィックス エンジン搭載 Apple Mac® モデル
CPU の種類:
最小:64 ビット Intel CPU
推奨:Intel Core i7 以上
メモリ:
最小:4 GB RAM
推奨:8 GB 以上
ディスプレイの解像度:
最小:1280 × 800 ディスプレイ、True Color 対応
推奨:2880 × 1800、Retina ディスプレイ
ディスク空き容量:ダウンロードおよびインストール用に 3 GB のディスク空き容量
ポインティング デバイス:Apple® 互換マウス、Apple 互換トラックパッド、マイクロソフト互換マウス
ディスプレイ カード:
推奨:Mac ネイティブにインストールされたグラフィックス カード
ディスク フォーマット:APFS、APFS(暗号化)、Mac OS 拡張(ジャーナリング)、Mac OS 拡張(ジャーナリング、暗号化)
OS の言語:MacOS でサポートされるすべての言語のオペレーティング システム
ソフトウェアで利用可能な言語:英語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、簡体字中国語
新機能の特記事項
Mac 版で導入、改善された機能は、既にご紹介した Windows 版の機能、主に「向上した生産性」、「進化したワークフロー」ものとほぼ同じです。ただ、「図⾯履歴のサポート」は AutoCAD 2021 for Mac、AutoCAD LT 2021 for Mac ではサポートされていません。
従来、サポートされていなかったコマンド プロンプト ウィンドウの浮動化が可能になっています。これによって、作図オブジェクトの邪魔にならないよう、好きな場所にを移動して操作出来るようになっています。

AutoCAD 2021 for Mac、AutoCAD LT 2021 for Mac では、可能な場合、Mac OS の新しいグラフィックス エンジンである Metal を使用するようになっています。お使いの Mac OS バージョンが Mac OS 10.14 以降なら、Metal が既定で設定されます。は、いつでも旧グラフィックス エンジンの OpenGL に切り替えることができます。

PURGE[名前削除] コマンドでは、Windows 版と同じように、名前削除できない項目と、削除できない理由を知ることが出来るようになっています。図面を軽量に保つ名前削除の実行時には、便利な機能となるはずです。

AutoCAD 2021 for Mac では、従来どおり、AutoLISP と ObjectARX の API をサポートしています。「向上した生産性」でご案内したとおり、Visual Studio Code(VS Code)は Mac OS もサポートしているので、VS Code 用の AutoCAD AutoLISP Extension とともに利用すれば、Windows 版と同じような AutoLISP の開発作業が可能です。

By Toshiaki Isezaki

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