Power BI のようなビジネス インテリジェンス ソリューションは、AEC 業界で急速に普及しており、Autodesk Data Exchange は迅速に利用を開始したいチームにとってシームレスなエントリーポイントを提供しています。

Data Exchange(データ交換)によって、Revit、IFC、Tekla Structures、Rhino、さらには Inventor のような製造系用途のツールなど、さまざまな BIM フォーマットから関連データサブセットを簡単に抽出することが出来ます。抽出されたデータは、ジオメトリとプロパティの両方をカバーし、Autodesk Platform Services を利用して安全に保存され、後工程での利用が容易になります。

Data Exchange の作成は簡単です。クラウド コネクター(現在、Revit や IFC で利用可能)やデスクトップ アプリから直接作成することが出来ます。一度、Data Exchange が作成されると、これらのデータはドキュメントでの参照や調整からPower BIでの高度なデータ分析まで、さまざまなワークフローをサポートすることが可能になります。

Power BI Connector を使うと、作成したデータ交換の粒状データをシームレスに Power BI Desktop に読み込むことが出来ます。さらに、Autodesk Viewer はMicrosoft AppSource を通じてカスタム ビジュアルとして利用して、Power BI ダッシュボード内で直接インタラクティブな 3D モデルの可視化を可能にします。これにより、ユーザーは他のデータセットと並んでモデル データを文脈の中で探索でき、技術的な専門知識に関係なくすべての関係者にとってBIM情報へのアクセスがより簡単になります。一度公開されると、これらのダッシュボードはどのウェブブラウザでも簡単に共有・閲覧できます。

しかし、Power BI の真の強みは外部データソースを統合できる能力にあります。コストデータ、スケジュール情報、資産状況、あるいは BIM モデル外のプロジェクトデータなど、Power BI を使えばすべてを一か所にまとめることができます。明確なマッピングロジック(通常は Element ID を介して)を確立して、外部データをモデルにリンクさせ、データ交換のデータと並行して可視化することも出来ます。その結果、より深い洞察を提供し、チーム全体の意思決定を支援する豊かでインタラクティブなダッシュボードが実現します。

Dashboard courtesy of V&V Bravo – Juan Diego Aranda Yaulimango

※ 本記事は Power BI for BIM | Autodesk Platform Services から転写・意訳・補足したものです。