先回は、Inventor 2016製品のR2/R3 も含めたリリースサイクルに沿ったコンセプトを中心と、今後のInventor製品の計画についてお届けしましたが、今回より、Invento2017 製品の新機能についてご紹介させていただきたいと思います。
Ⅰ. Inventor 2017のコンセプト
今回のInventor 2017バージョンは「プロのエンジニアの役割拡大のために構築」されています。
モデリングの連続した機能強化は、IM、自動車、コンシュマー向けの製品、及び金型設計のためのサーフェス/ソリッドのワークフローをサポートします。
・コア設計ツールの機能拡張: 始めからより高速な設計とパフォーマンスを最適化。
・向上された相互運用性 : 製品の完全な定義を構築することができるように、迅速に一緒に設計データをもたらす。
・統合されたコミュニケーション機能 : プロジェクトチームの誰とでもコミュニケーションしながら、進捗状況を共有。
1.スケッチ関連の強化
• 使いやすい 3D スケッチツール
新しい「3D 移動」コマンドは、迅速且つ正確に移動や回転させるためのジオメトリ操作のツールを提供しています。
• 3D面に曲線のスケッチツール
新しい拘束タイプの追加により、「3D面」に曲線をスケッチできる、より優れた制御を提供しています。
• 3Dスケッチの コピー/貼り付け
コピー/貼り付けは、モデル作成時の3Dスケッチの情報を再利用し、同じ3Dスケッチまたは3Dスケッチの間でコピー&ペーストをサポートしています。
2.サーフェース
• 境界パッチコマンドの強化
境界パッチコマンドにガイドレールが追加され、カーブとポイントを使用することで正確に継続してフォームを制御したパッチを形成する事ができます。
• ルールドサーフェスの強化
ルールドサーフェスは、すべてのサーフェスタイプのための新しい角度オプションを持ちます。
スイープオプションは、Vectorの名前を変更し、エッジと方向を設定するためのスケッチの選択の両方をサポートしています。
2.パーツ関連の強化
・「関係」ツール
新しい「関係」ツール機能は、一部の機能間の親子関係を特定します。
直感的に定義されたモデルのパラメータを理解するのに役立ちますし、ジオメトリの変更を自動化するために使用することができます。
・ パターンの改善
2D または 3D で定義された複雑な構成にフィーチャやボディを作成します。
iFeaturesはマルチボディパーツのパターンとミラーをサポート。
3.アセンブリ関連の強化
・ メッシュデータ
メッシュデータをInventor内に持ち込み、他の 3D CAD データに類似し管理する事ができ、メッシュパーツと他のジオメトリ間の干渉検出を識別します。
今回は、Inventor 2017製品の「スケッチ関連」「パーツ関連」「アセンブリ関連」の機能強化についてお届けしましたが、次回は 、Invento2017 製品の「その他」新機能についてご紹介する予定です。
By Shigekazu Saito.
