オートデスク SaaS ストレージへのファイル アップロード

OSS Bucket へのファイル アップロードでは、PUT object endpoint を使って作成した Bucket 名を指定してアップロードしているはずで。この際、:bucketKey で指定するアップロード先の Bucket 名は、通常、開発中の Forge アプリで作成したものなので自明なはずです。

PUT buckets/:bucketKey/objects/:objectName

例)https://developer.api.autodesk.com/oss/v2/buckets/japan-test-transient-202007/objects/chair.f3d

A360 などのオートデスク SaaS が使用するストレージにファイルをアップロードする場合も、使用する endpoint は同じです。この際、アップロード先は、下図左手のストレージ構造に沿って特定の「フォルダ」になるはずです。

Forge アプリのストレージ構造を示すフローチャート。プロジェクトサービス、データサービス、オブジェクトストレージサービスの階層的な関係を視覚化している。

オートデスク SaaS が使用するストレージも、最下層では、オートデスクの OSS(Object Storage Service)配下の Bucket 名で表現することが可能で、その Bucket 名が wip.dm.prod になっています。

ただ、wip.dm.prod のオーナーは A360、Fusion Team、BIM 360 Docs などの SaaS アプリであるため、wip.dm.prod 配下に自由にファイルをアップロードすることは出来ません。

このため、SaaS ストレージにファイルをアップロードする際には、フォルダを特定した後、ファイルのアップロード領域となる Storage 領域を作成する必要があるわけです。

オブジェクト名(:objectName)とともに Storage を作成すると、相当する ID が、都度、返されます。PUT object endpoint を使ったアップロード時には、その ID を指定することになります。

例)https://developer.api.autodesk.com/oss/v2/buckets/wip.dm.prod/objects/48f8dcde-ebb2-4944-b191-34b66990aa93.f3d

オートデスク SaaS ストレージへのファイル アップロードプロセスの概要を示すフローチャート。API 呼び出しに関するステップが列挙されている。

作成した Storage にファイルをアップロードしても、そのままでは SaaS のユーザインタフェース上(フォルダ内一覧)には表示されない点に注意してください。アップロード後にバージョン付けが必要なためです。逆に、バージョン付けの処理が完了すれば、SaaS のユーザインタフェースに表示されるようになります。

オートデスク SaaS が使用するストレージへのファイル アップロードの詳細は、次の Forge ポータルのドキュメントに記載されています。

https://developer.autodesk.com/en/docs/data/v2/tutorials/upload-file

By Toshiaki Isezaki

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