Windows 8.1 用 AutoCAD 360 Mobile アプリ正式リリース

お知らせが少し遅くなってしまいましたが、Technology Preview での評価期間を経て、Windows 8.1 用の AutoCAD 360 Mobile アプ リが正式にリリースされています。Windows 版 AutoCAD 360 Mobile は、こちら からダウンロードすることが出来ます。対象となる Windows OS は、Windows 8.1(32ビット版、64 ビット版、または ARM プロセッサ版)のみとなります。

インストール直後は、スタート画面には自動登録されませんので、必要に応じて、スタート画面にタイルを登録してください。

AutoCAD 360アプリのインストール後、スタート画面に登録する方法を示す画面。アプリのリストからAutoCAD 360を選択している。

機能的には、iOS 版や Android 版の AutoCAD 360 Mobile アプリと同等です。Windows 8.1 用の AutoCAD 360 Mobile アプリは、タブレット用途を前提にデザインされていますので、マウスを利用する場合には、操作性が今一つである場合があります。特に、ズームやパンといった機能は、タップ操作でおこなうようになっているので、メニュー上には、それらを起動するためのボタンは特に用意されていません。

おおまかには、次のような機能を備えています。まず、下記は、作図やマークアップ機能に関するユーザ インタフェースの概略です。基本的には、画面の左はじに「作成」、「マークアップ」、「計測」の3つのボタンが配置されていて、各ボタンをタップすることで、各カテゴリの詳細ボタンが同じ列状に表示される仕組みです。詳細メニューが表示されている状態で、一番上のボタン(カテゴリ毎に「作成」、「マークアップ」、「計測」のいずれか)を再度タップすることで、初期のボタン配置に戻ることが出来ます。

AutoCAD 360 Mobile アプリのユーザーインターフェースのスクリーンショット。左側に「作成」、「マークアップ」、「計測」のボタンが配置されている。

図形を選択した状態では、画面の左下に色を変更するためのボタンや、選択した図形をコピーしたり、削除したりするボタンも表示されます。もちろん、図形の選択時には、窓選択や交差選択などの操作も有効です。

AutoCAD 360 Mobileアプリの操作画面で、図形のコピー、選択、削除、色変更などの機能ボタンが表示された状態のスクリーンショット。

簡単な図形の作図や編集に加えて、画層のオン・オフ切り替えや設計フィードの利用も出来るようになっています。モデル空間やペーパー空間のレイアウトの表示も変更可能です。これらの切り替えは、画面右上の  ボタンで展開するパネル内に用意されています。 また、表示中の図面は、DWF ファイルや PDF ファイルに書き出すことが出来ます。

AutoCAD 360 Mobileアプリの印刷設定画面。書き出し形式にはPDFとDWF、用紙サイズや印刷範囲、印刷スタイルが選択できるオプションが表示されている。

今回のリリースでは、3D モデルの表示も出来るようになっています。 この状態の表示では、ワイヤーフレームとソリッドの表示を切り替えられます。

3Dモードで表示された黄色い椅子の背もたれと脚部分のデザインが見える。

さて、iOS 版や Android 版で AutoCAD 360 Pro ユーザのアカウントをお持ちなら、そのアカウントで有効な機能が Windows 版の AutoCAD 360 Mobile アプリでもお使いいただけます。具体的には、新規図面の作成やオブジェクト プロパティの表示、ブロックの挿入などの機能群です。もし、ブロックが属性を持っているなら、属性値を直接確認することも出来ます。

AutoCAD 360 Mobileアプリの画面において、選択された図形のプロパティが表示されている様子。図形の色やブロック名、属性情報が右側のパネルに表示されています。

Windows 版の AutoCAD 360 Mobile アプリ内からの Pro へのアップグレードが、現在のところサポートされていないのが残念ですが、いずれ、サポートされるものと思います。なお、簡単なテストでは、一部、設計フィードとブロック属性の表示で日本語が正しく表示されない問題が見つかっていますが、これらの修正を期待したいところです。

By Toshiaki Isezaki

 

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