
AutoCAD 2016 と AutoCAD LT 2016 に Service Pack 1 がリリースされて、Windows 10 をサポートできるようになりました。Windows 10 上で AutoCAD 2016 や AutoCAD LT 2016 を利用する場合には、事前に SP1 を適用してください。なお、サポートされる Windows 10 のエディションは、Windows 10 Pro と Windows 10 Enterprise のみになります。

もし、既に AutoCAD 2016 や AutoCAD LT 2016 製品をインストールしている場合には、Autodesk Application Manager を通じて通知が表示され、インストール指示をおこなうことが出来るはずです。

SP1 は、下記のページから直接ダウンロード ページから入手することも出来ます。SP1 で修正された問題などの詳細は、両ページにリンクされている日本語の Readme ドキュメントをご参照ください。
AutoCAD 2016 Service Pack 1 ダウンロード
AutoCAD 2016 LT Service Pack 1 ダウンロード
さて、今回の SP1 は、以前のバージョン用に提供されている Service Pack とは適用範囲が少し異なります。AutoCAD 2016 シリーズには、AutoCAD 2016 単体として販売されている製品とは別に、AutoCAD 2016 をベースにした業種別製品が存在します。具体的には、機械設計用の AutoCAD Mechanical、電機設計用の AutoCAD Electrical、2D ベースの GIS、マッピング用の AutoCAD Map 3D、3D ベースの土木設計用 AutoCAD Civil 3D などの製品が、これに該当します。
- 注意:AutoCAD の業種別製品は、英語だと「Vertical Products」と表現されるので、自動翻訳だと「垂直製品」と訳されてしまいますが、正しくは「業種別製品」が適訳です。
AutoCAD 2015 シリーズまでの業種別製品では、Service Pack が各製品用に個別に用意されていました。別の言い方をするなら、AutoCAD Mechanical 2015 には、AutoCAD 2015 の SP 1 を適用することが出来ず、AutoCAD Mechanical 2015 SP1 を待って適用する必要がありました。
AutoCAD 2016 シリーズでは、従来の慣例を破り、AutoCAD 2016 SP1 を AutoCAD 2016 だけではなく、AutoCAD 2016 シリーズの業種別製品にも適用できるようになっています。SP1 適用時の確認は、ABOUT[バージョン情報] コマンドでおこなうことが出来ます。
例えば、AutoCAD Mechanial 2016 をインストールした直後に ABOUT コマンドを実行すると、”ビルド” 表記でベースになっている AutoCAD 2016 のビルド番号が表示されます。

この AutoCAD Mechanical 2016 に AutoCAD 2016 SP1 を適用すると、 ベースになっている AutoCAD 2016 のビルド番号だけが更新されることがわかります。

この状態の AutoCAD Mechanical 2016 には、ベースとなった AutoCAD 2016 の機能修正のみが含まれます。少し紛らわしいのですが、AutoCAD Mechanical 2016 の固有機能に関する修正モジュールは、AutoCAD Mechanical 2016 SP1 として個別にリリースされる予定です。
By Toshiaki Isezaki

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