AU の展示会場やクラスの内容を見てみても、3D の応用範囲が広がっていることが把握できる内容になっていた気がします。Ember のような 3D プリントだけでなく、比較的安価な CAM ソフトウェアや工作機械の登場からか、ワークの切削デモが数多くみられました。
Ember の展示ブースには、3D プリントされた自動車が展示されていました。こちらは、Ember によるものでは他なく、熱溶解積層方式の 3D プリンタで作成されたもののようです。
前後のホイールカバーの部分は、チューブから出した歯磨き磨き粉のような状態えで凝固しています。3D プリンタでの作製をアピールするのが目的と思いますが、かなりの厚みがあるので、ドア部と同様に表面を削り取れば、きれいな形に成形できるはずです。
3D の利用は、アウトプット側だけでなく、インプット側にも及んでいます。会場には、主要なレザースキャナー メーカーの展示がありました。同時に、人によって作成された粘土でのプロトタイプ形状を写真で撮影し、ReCap 360 で 3D データを生成するワークフローも多く説明されていたように思います。
さて、余談ですが、Fusion 360 のモデリング方法を詳しく説明するクラスでは、CEO の Calr Bass も受講者として出席していて少々驚きました。8000 人の社員を要する企業トップが、自身で製品を利用していて、他の参加者と同じように技術的な疑問や意見をしていたの目にして、個人的になぜか安心した次第です。
さて、今後、この AU の内容は AU Online(http://au.autodesk.com/au-online)でご確認いただけるはずです。すでに、基調講演の様子が公開されています。
By Toshiaki Isezaki
