APS API を利用するアプリの登録とキーの取得

Autodesk Forge は 2022年9月開催の Autodesk University で Autodesk Platform Services へ改名されました。

RESTful API でクラウドにアクセスする際には、アクセス トークンを取得する必要があります。また、アクセス トークンを取得するためには、あらかじめデベロッパ ポータルにサインインして、Client ID と Client Secret(別名:Consumer Key と Consumer Secret)を取得しておく必要があります。

Autodesk Platform Services API で使用出来る API も増加して、デベロッパ ポータルのデザインも変更されていますので、改めて、アプリの登録とキーの取得についてまとめておきたいと思います。

さて、一般的なクラウド サービスでは、クラウドにアクセスするために「ログイン」または「サインイン」と呼ばれるアカウント認証が必要なのはご存じのとおりです。API を使ってクラウドにアクセスする場合にも、もちろん、アカウント認証に代わる処理が必要となります。ただ、ここで扱うことになるのは、ユーザ名やパスワードではありません。開発者に割り当てられた Client ID と Client Secret を利用して、OAuth2 仕様に基づいたアクセス許可を得ることで、オートデスクが管理するストレージにアクセスします。 

  • ここで記載しているのは、2025年12月8日現在(改定) のものです。今後、画面構成が変わる可能性があります。ご注意ください。

Client ID と Client Secret の取得手順

  1. Client ID と Client Secret を取得するには、はじめに 無料 APS サブスクリプションの取得 の手順で無料サブスクリプションを入手してから、APS アプリの作成と管理に必要なデベロッパーハブを作成出来るようになります。デベロッパーハブ ユーザーガイド の手順に沿ってデベロッパーハブを作成してください。
  1. APS ポータルにアクセスすると、画面の右上に [Sign In] リンクが表示されます。既に Autodesk ID (オートデスク アカウント)をお持ちであれば、[Sign In] をクリックしてサインインしてください。Autodesk ID をお持ちでない場合には、サインアップが必要です。サインアップは、下記の 3. へ、Autodesk ID を持ちの場合には、9. へ進んでください。
  2. Autodesk ID をお持ちでなければ、[アカウントを作成] をクリックして Autodesk ID を作成してください。Autodesk ID は、無償でどなたでも作成することが出来ます。
  3. [アカウントを作成]  画面が表示されます。各項目の入力後、この画面を終了するには、「Autodesk 使用規約およびAutodesk プライバシー ステートメントに同意します。」にチェックする必要があります。リンクから内容をご確認の上、同意可能な場合にはチェック ボックスにチェックを入れてください。
  4. アカウント作成を知らせるページが表示されます。[完了] をクリックしてください。
  5. 次の画面が表示された場合には、入力したメールボックスにメール アドレス確認用のメールが届いています。メールボックス(受信トレイ)を確認してみてください。
  6. メールボックスに確認メールが届いていたら、[電子メールを確認] をクリックしてください。
  7. アカウント確認のページが表示されたら [完了] をクリックしてください。
  8. (My profile and settings ページ – https://profile.autodesk.com/ に遷移したら、)URL に https://aps.autodesk.com を入力して APS ポータルへ移動します。
  9. デベロッパーハブ画面に移動します。ページ右上の [Developer hubs] をクリックしてください。
  • 従来、個別アカウントの My applications からのアプリを作成していましたが、2025年12月8日以降、アプリの新規作成にはデベロッパーハブ上の操作が必要になりました。My applications からのアプリ作成は出来ません。
  1. アカウントの基本情報を入力後、Term Of Service(利用規約)への同意を求められたらTerms of Service の 内容を確認の上、「I agree to the Autodesk Platform Services Terms of Service.」にチェックして [Submit] をクリックして同意をお願いします。
  2. デベロッパーハブに移動したら、アプリケーションを登録するために [Create application] をクリックします。
  3. Create Application 画面が表示されたら、作成するアプリケーション名を入力してください(半角英数字の利用を推奨)。Application Type は、使用するシナリオに合わせて選択してください。 どのタイプを選択すべきか判断出来ない場合には、とりあえず、2-legged と 3-legged の OAuth をサポートする Traditional Web App タイプを選択することをお薦めします。入力が完了したら、右下の [Create] ボタンをクリックします。
  4. 入力したアプリケーション名の詳細情報を入力します。General Settings セクション上から、アプリケーション名(Name)、アプリケーションの説明(Description)、コールバック URL(Callback URL)を入力してください。なお、アプリケーション名には、先に入力した値が既定値として記入されているはずです。また、コールバック URL は、3-legged OAuthで利用する URL を指しますが、Autodesk Construction Cloud や BIM 360、Fusion Team のユーザ ストレージにアクセスしない限り不要です。ここではダミー入力(既定値のまま)で結構です。
  5. API Access セクションで、登録するアプリで使用する API を選択します。使用する API にチェックを入れてください。
  6. ここまでの入力を保存します。右下の [Save Changes] ボタンをクリックしてください

    これで、アプリの登録と、そのアプリ用に割り当てられた Client ID と Client Secret の取得が完了です。 この Client ID と Client Secret は、ユーザ名とパスワードに相当するもので、アプリを開発する開発者を特定するものとなります。もちろん、通常公開すべきものではありませんので、開発者は外部に漏れないよう注意してください。

    開発作業で使用する Client ID と Client Secret は Client Credentials セクションに表示されます。Client Secret は既定値でマスク表示(・・・・・)になっていますが、目アイコンをクリックすることで画面に表示されます。もう一度、目アイコンをクリックすると非表示になります。下図は、アプリ名を「My Application」とした例です。

    APS ポータルにサインインして、アカウント名下のメニューから [My applications] をクリックすれば、いつでもアプリ内容を変更することが可能です。また、 Client Secret は [Regenerate] ボタンで再生成したり、アプリケーション自体を削除したりすることも出来ます。 その場合、同 Client ID を使用して構築されたアプリケーションは動作しなくなりますのでご注意ください。

    -Toshiaki Isezaki 

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