Forge Platform API の変更について

既に Forge Platform API の一部名称変更と新しい API について の記事でお知らせしていますが、Autodesk Forge プラットフォームで利用できる API が、新しく編成し直されて、一部が名称変更されています。同時に、新しい 機能 も利用可能な状態になっています。今回、新しく Autodesk Forge に適用されたルールがありますので、ここでご案内しておきます。

View and Data API の分離について

従来、View and Data API と呼ばれていた API が、いくつかに分離されています。分離された理由は単純で、View and Data API  の一連にプロセスを分割して独立させることで、今後登場する API も含め、他の API からも再利用し易くなるためです。分離された API  には、次の 4 つが該当します。

View and Data APIの分離を示す図。OAuth、Data Management API、Model Derivative API、Viewerの各APIが表示されている。
  1. OAuth(Authentication)
    API 呼び出しでストレージへのアクセス権を取得するため、Consumer Key と Consumer Secret から生成されたアクセス トークンを生成する認証プロセスを担います。
  2. Data Management API
    API 専用領域にバケットの作成して、ファイルをアップロードしたりダウンロードする機能を提供します。今回から、OAuth で 3 legged 認証を使用することで、A360 や Fusion 360 などの SaaS が利用するユーザ領域にアクセスすることも出来るようにもなっています。
  3. Model Derivative API
    Model Derivative API は、Web ブラウザにストリーミング配信して表示するための変換だけでなく、他のファイル形式への変換処理もカバーするようになっています。
  4. Viewer(Forge Viewer)
    Web ブラウザに  2D 図面や 3D モデルを表示する JavaScript コード部分は、単に Viewer と呼ばれるようになっています。

Fusion 360 API

従来、スクリプトやアドインを作成して Fusion 360 をカスタマイズするためのクライアント API は、RESTful API を使ってクラウドとのコミュニケーションをおこなう必要がないことから、Forge プラットフォーム API として記載されなくなりました。もちろん、今後も Fusion 360 のカスタマイズに利用することは出来ますが、Forge の課金対象とはなりません。

なお、クラウドに保存されている Fusion 360 データには、Data Management API によってアクセスして情報を抽出したり、Data Derivative API によって変換後に Viewer で Web ブラウザで表示させることが可能です。

View and Data API 時の Consumer Key と Consymer Secret

API 共有領域にユニークな名称でバケットを作成して View and Data API を使用していた場合には、Consumer Key と Consumer Secret が適用される API が、Model Derivative API に変更されているはずです。デベロッパ ポータル(https://developer.autodesk.com/)にサインイン して、MyApps ページを確認してみてください。

なお、View and Data API を使用した既存のサービスは、現在でも、そのまま動作するはずです。

API 名称について

新しく API の名称に命名規則が適用されています。API という文字が付いているものは、一般に Web サービス API として知られている RESTful API を利用するもので、クラウドとの直接コミュニケーションをする API に限られます。Web ブラウザ内で HTML ファイルとともに表示を担当する Viewer に API が付かないのは、これが理由です。

認証で利用する OAuth も RESTful API を利用しますが、Web の世界で広く知られた仕様であるため、あえて API が付加されていません。

By Toshiaki Isezaki

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