Public Beta:SVF2 による Forge Viewer パフォーマンスの向上

Comparison of SVF and SVF2 formats showing total geometry size, number of meshes, and GPU memory usage, with a 'BETA' watermark.

昨年の Autodesk University 2019 Las Vegasでは、コードネーム「OTG」と呼ばれる新しい Forge Viewer フォーマットについてご案内しました。このフォーマットは BIM 360 サービスで導入されたもので、Forge DevCon 2019  Las Vegas の基調講演でも、この取り組みについての短く こちら で言及しています。

今回、この新しいフォーマットを多くの方に評価いただけるよう、Private Beta から Public Beta フェーズに移行することになりました。ベータ版であることを念頭に置いていただいた上でご評価いただき、Forge-Help までフィードバックをお寄せください。パフォーマンスが大幅に向上したモデルやそうでないモデルの例をお持ちの方は、ぜひ、ご意見をお聞かせください。

ご評価いただける場合には、Forge Viewer でジオメトリの詳細をご確認ください。Web ブラウザのデバッグコンソールを開き、ジオメトリサイズなどを把握いただくことが出来ます。下記は、Google Chrome で F12 キーを使ってコンソール出力を開いた例です。

画面右下に表示されている3Dモデルの詳細、総ジオメトリサイズやメッシュ数などの情報を含むコンソール出力を示しています。

現在、SVF2 では、可能な場合、複数の Viewable 間でも同じ形状を持つ要素のメッシュを共有するようになっています。この最適化により、SVF2 フォーマットは Viewable のストレージ サイズを大幅に低減して、表示と読み込みのパフォーマンスを高速化しています。ただし、SVF2 への変換には時間がかかるのでご注意ください。

SVF2 のサポート用に、次の Model Derivative API の endpoint が更新されています。

また、Viewer で SVF2 が読み込まれているかどうか確認する Forge Viewer API、Viewing.Model.isSVF2() が用意されています。なお、Public Beta 期間中は SVF2 フォーマットの生成は無料です。

SVF2 の利用方法を説明した最新のドキュメント(英語)も、次の URL からご覧いただけます。

SVF2 は従来の SVF フォーマットの拡張なので、変換には Job リクエスト作成時の出力フォーマットのタイプを ‘SVF’ から ‘SVF2’ に変更するだけです。

コード例でSVF2フォーマットを指定してデータをPOSTするための設定を示す。

Beta 期間中に新しい SVF2 フォーマットを表示するには、V既存の iewer コードを少し変更する必要があります。まず、Forge Viewer ライブラリの 7.25 以降を実行していることをご確認ください。次に、Viewer の初期化オプションを次のように変更してください( env と api パラメータを指定)。

  • env: MD20ProdUS (US) または MD20ProdEU (EMEA)
  • api: D3S

最後に、パフォーマンス向上をご理解いただけるいくつかのテスト結果をご案内したいと思います。左がSVF2、右がSVFです。


モデルasm.zip
モデル ファイル サイズ62.8 MB
変換タイプSVF2SVF
変換時間83.04 秒53.97 秒
Viewable のロード時間0.77 秒1.16 秒
合計ジオメトリ サイズ24.084 MB34.559 MB
メッシュ数307549
GPU 上のメッシュ数307549
GPU 上のジオメトリ消費メモリ2515061036053286

モデル.rvt
モデル ファイル サイズ92.8 MB
変換タイプSVF2SVF
変換時間488.49 秒385.35 秒
Viewable のロード時間0.60 秒1.51 秒
合計ジオメトリ サイズ22.589 MB166.515 MB
メッシュ数336229646
GPU 上のメッシュ数336210000
GPU 上のジオメトリ消費メモリ22556672101428240

By Toshiaki Isezaki

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