MFGデータモデルAPI V3のベータ提供開始のお知らせ

機械部品のイラストとそのデータモデルのフローチャート。データがクラウドに接続され、設計者、モデル、コンポーネント、ライフサイクルなどの要素を示している。

Autodeskのデータ・プラットフォーム戦略に基づき、製造業向けの粒状化された設計・製造データを表現したデータモデルであるMFGデータモデルが策定され、このMFGデータモデルにアクセスするAPIであるMFGデータモデルAPIはV2が一般公開されております。このAPIを通じて、Fusionで作成された設計・製造モデルの粒状化データへのアクセスを可能としており、多くのお客様でタスクの自動化や組織の壁を越えたコラボレーションに活用いただいております。MFGデータモデルの開発チームでは、お客様のイノベーションを促進し社内外チームとの協働方法を根本的に変革するシームレスなコラボレーション、ワークフロー統合の実現を目指し機能拡張に取り組んでまいりましたが、このたび機能拡張を含むMFGデータモデルAPI V3をベータ版として提供を開始いたしました。

 

この新バージョンのMFGデータモデルAPI V3では、画期的な新機能である「時間ベースの履歴」機能が導入されています。この「時間ベースの履歴」機能により、従来ではファイル単位(モデルデータ全体)でのみ保持されていた変更の履歴を、個別のプロパティの単位で保持することが可能となっております。これにより、複数のユーザーが互いに干渉することなく、同時に異なるプロパティを更新したり、設計を編集したりすることができるようになります。他のユーザーが変更を完了するのを待つ必要がないため、ワークフローの効率を向上させることが可能となりました。

 

なお、MFGデータモデルAPI V3では、「時間ベースの履歴」機能を有効とするために、デスクトップ版のFusionで作成したデータをクラウド上に保持していた領域であるハブの機能を変更しております。このため現時点では、MFGデータモデルAPI V3は、2025年4月第1週以降に作成された新しいハブでのみ機能します。

これまでに作成・ご利用中のハブについては、本年中を目途に移行が行われ、新しいMFGデータモデル API V3をサポートするように更新される予定となっております。この変更はバックエンドで段階的に行われるため現在のワークフローを中断することなく、強化された同時コラボレーション機能へのスムーズな移行が可能となります。

 

MFGデータモデルAPI V3 をベータユーザーに提供できることを大変嬉しく思います。この機能が皆様のプロジェクトをどのように革新的に強化していくのかを拝見できることを楽しみにしております。Fusionのコラボレーションエコシステムの改善と拡張は今後も継続していきますので、今後のアップデートにご期待ください。

MFGデータモデル API V3の詳細については、こちらをご覧ください – https://aps.autodesk.com/en/docs/mfgdataapi/v3/developers_guide/overview/

 

※ 本記事は Announcing the Beta Availability of the Manufacturing Data Model V3 API| Autodesk Platform Services から転写・意訳・補足したものです。

By Takehiro Kato

 


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