先回は Inventor製品のアセンブリファイルのフォルダー間コピー操作 として、アセンブリファイルの完全なクローン化を説明させていただきました。
今回は、アセンブリファイル内にコンポーネント配置されたサブアセンブリファイルやパーツファイルの「物理的な各ファイルの名前を変更」する方法を紹介したいと思います。
Inventor製品のアセンブリファイルのフォルダー間コピー操作 でも説明されていますが、Inventorのアセンブリファイルは、パーツファイルや他のアセンブリファイルをサブアセンブリとして、それぞれコンポーネントとして配置しています。
これがトップアセンブリより見た場合、アセンブリ構成として Inventorの画面上に表示されており、Inventor 内の ブラウザ にて ツリー構造で表示されています。
アセンブリファイル内に注目すると、アセンブリファイル内には配置された各コンポーネントの実体は存在していません。
アセンブリ内には、各コンポーネントの「参照先情報」(=リンク情報)のみが存在してファイル内に保存されています。
Inventor内で、トップアセンブリを開いた場合、このテーブルに類似した情報を精査し、コンポーネント(=参照先のファイル)群が定められたフォルダー位置に存在するか否かを確認して開くメカニズムです。
意図的に削除されるなどして、コンポーネントの参照先が見つからない場合は、「リンク先の解決」警告ダイアログの出現と共に、リンク先ファイルの再設定の操作が可能な製品仕様です。
仮に、アセンブリ内に配置されているコンポーネントの物理的なファイル名を変更する事を目的として、我々が通常使用しているWindowsのエクスプローラーなどを使用して、フォルダー上の物理的なファイル名を変更した場合、Inventorのファイル管理構造より、アセンブリファイル内に保存されているテーブルに類似した各コンポーネントの「参照先情報」(=リンク情報)がマッチせず、必ず「リンク先の解決」警告ダイアログが出現する事になります。
コンポーネントで使用されている物理的なファイル名を変更する場合、物理的にクローンファイルを作成しておき、コンポーネントを置き換えする方法は存在します。
必要な場合は 以下の、QA-9520 を参考にしてください。
アセンブリファイル内のコンポーネントファイルの物理的なファイル名を変更する方法
By Shigekazu Saito
