Inventor 2026がリリースされました

3D rendering of a mechanical component in Autodesk Inventor software interface, showcasing a detailed design of a reel and its components.

Inventorの新バージョンとなる、Inventor 2026 がリリースされました。この記事ではInventor 2026の概要についてご紹介をいたします。

サポートされるプラットフォームは、2025に引き続き Windows 10 の 64 ビット版およびWindows 11 の 64 ビット版となります。

詳細なシステム要件については、オンラインドキュメントの「System requirements for Autodesk Inventor 2026」以下のページをご参照ください。

 

また、Inventor 2026は、2025と同様に.NET 8を採用しております。これに伴い、Inventor 2024以前のInventor SDKを用いた.NET Framework 4.8 ベースのアドインプロジェクトは、.NET 8 へアップグレードして再ビルドする必要があります。オンラインのAPIリファレンス「Port .Net Framework-based project to .Net」に移植手順が記載されておりますのでご参照ください

 

これまでのInventorのリリースと同様に、Inventorファイルの保存形式が変更されており、Inventor 2026で作成したファイルをInventor 2025で開こうとすると、以下のようなダイアログが表示されます。

ダイアログに記載のように、Inventor 2026で作成、保存したファイルを、Inventor 2025で開くためには、Inventor Interoperability 2026 コンポーネントの適用が必要となります。ダイアログでインストールボタンを押下するとコンポーネントがインストールされ、Inventor 2025でも開くことが出来るようになります。

Inventorのファイル互換性に関するトラブルシューティングについては、オンラインヘルプの「トラブル シューティング: 新しい Inventor ファイルを開く」をご参照ください。

また、Inventorのアドインプログラム等を開発するためのSDKのインストーラについては、Inventorのインストーラに含まれており、通常C:\Users\Public\Documents\Autodesk\Inventor 2026\SDK フォルダ配下に配置されます。

SDKフォルダ配下には、「SDK_Readme.htm」、「developertools.msi」、「usertools.msi」が含まれており、「developertools.msi」をインストールすることで、C:\Users\Public\Documents\Autodesk\Inventor 2026\SDK\DeveloperToolsフォルダ配下に、Inventorのオブジェクトモデルドキュメント、各種サンプルプログラムやツール等がインストールされます。

なお、Inventor add-inを開発する際に使用する、Visual StudioのアドインWizardについては、DeveloperTools.msiをインストールすることで併せてインストールされます。VB.net やC#等の.Net言語を用いてInventor 2026のアドインを開発する場合、Inventor の.NET 8対応に伴い.NET 8のアセンブリをビルドすることが可能なVisual Studio 2022 Update17.8以降が開発環境として必要となります点にご留意ください。

開発環境の詳細については英語となりますが、SDKフォルダ内の「SDK_Readme.htm」をご参照ください。

次回以降の記事では、Inventor 2026での機能拡張についてご案内をしていきます。

by Takehiro Kato


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