
オートデスクの地域別サービスの新機能
6 月 30 日、オートデスクは、特定の Autodesk Construction Cloud(ACC)製品がプロジェクト データの運用に使用するプライマリ ストレージ リージョンとして、英国、ドイツ、日本、カナダ、インドの 5 つのリージョンを追加提供することを発表(日本語では7月3日)しました。これにより、例えば、プライマリ アカウント管理者は、manage.autodesk.com 上でチーム運用に上記の任意のリージョンに ACC ハブを作成し、Autodesk BIM Collaborate アカウントをアクティブ化することが出来るようになります。そうした場合、新しく作成された ACC アカウント(ハブ)は、指定したリージョンを Autodesk BIM Collaborate プロジェクト データのプライマリ ストレージとして使用します。
プライマリ ストレージ リージョンの拡張には、次のような利点があります。
- プロジェクトデータのプライマリ ストレージの場所に対する選択肢と制御が拡大
- サービスをユーザーに近いリージョンで使用する場合の遅延の最適化
このリージョン拡大では、次の製品を利用できます。
- Autodesk Docs
- Autodesk BIM Collaborate
- Autodesk BIM Collaborate Pro(含む、Revit Cloud Worksharing および Collaboration for Civil 3D)
ACC 製品内で利用可能なサービスとツールの詳細なリストについては、こちらをご確認ください。
APS アプリへの影響と効果
今回の拡張にともない、選択した Autodesk Platform Services API がこれらのリージョンでも利用出来るようになります。
- Data Management API*1
- Model Derivative API
- Webhooks API
- Viewer SDK
- Autodesk Construction Cloud API*2
英国/ドイツ/日本/カナダ/インドを示すために使用される公式値は、それぞれ GBR/DEU/JPN/CAN/IND になります(今後、ISO 3166 alpha-3国 のコードを標準採用)。
一部のアプリは、新しいリージョンを利用するために更新が必要な場合があります。このアップデートは最小限ですが、リージョン サポートに関して注意すべき点が存在します。
- ACC API と自動リージョン・ルーティング
すべての ACC API は、自動リージョン・ルーティングをサポートします。US リージョン用に使用するエンドポイントは、デフォルトですべてのリージョンで機能します。これにより、将来のリージョン拡大のためのコーディングが容易になります。EU リージョン用に個別のエンドポイントを持つ古い Data Management API は、下位互換性のために引き続き機能します。 - リクエストのリージョン
一部の API では、region フィールドを指定する必要があります。これは、Data Management/Model Derivative/Webhooks API に適用されます。また、オプションの region ヘッダーを受け取る ACC API にも適用出来ます。 - レスポンスのリージョン
API 呼び出しからのレスポンス ボディには、同じ region コードが含まれている場合があります。*1 - Viewer
新しい 5 つのリージョンでホストされているモデル(Autodesk Docs と OSS のモデルを含む)の自動リージョン ルーティングをサポートするには、バージョン 7.109.1 以降を使用して、Viewer の初期化前に機能フラグをDS_ENDPOINTS に設定してルーティングを有効にします。詳細については、Viewer の Change Log(変更履歴)のv7.109.1 項を確認してください。
*1) 注意:2025年6月30日より、オーストラリアのリージョンコードは「APAC」または「AUS」となり、以後「AUS」に移行します。コードに情報が必要な場合は、2025 年 7 月 31 日に予定されている移行が完了するまで、コード内の両方の値と照合する必要があります。詳細については、Australia Region code change from APAC to AUS (Deadline Extension – July 31, 2025) | Autodesk Platform Services 記事を参照してください。
*2) ACC APIは、サポートされている ACC 製品および機能でのみ使用できます。たとえば、Autodesk Takeoff と Autodesk Build 固有の API は、この時点では使用できません。
ご不明な点がありましたら、こちら にお問い合わせください。
※ 本記事は Expanding regional offerings in UK, Germany, Japan, India, and Canada | Autodesk Platform Services から転写・意訳・補足したものです。
By Toshiaki Isezaki

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