新バージョンとなる AutoCAD 2026 と AutoCAD LT 2026 が、Windows 版と Mac 版で同時リリースされました。AutoCAD の誕生から 43 年となります。

実質的な新規販売は 単体の AutoCAD と、業種別ツールセットを含む AutoCAD Plus(別名 AutoCAD including specialized toolsets)となります。Mac 版には業種別ツールセットを含む AutoCAD Plus の提供はありません。業種別ツールキットを利用出来る Windows 版では、AutoCAD 単体の利用に比較して、さらに生産性の向上を実現することが可能になっています。


動作環境

AutoCAD 2026 がサポートする OS 環境は次のとおりです。

Windows

Mac

  • Apple® macOS® Sequoia v15
  • Apple® macOS® Sonoma v14
  • Apple® macOS® Ventura v13

互換性

AutoCAD 2026 も従来と同じく引き続き 2018 図面ファイル形式を採用しています。DWG と DXF の入出力形式も同様です。AutoCAD API を使用しているアドイン アプリは、全バージョンの AutoCAD 2025 と互換性を維持します。

図面読み込み:

  • すべての AutoCAD バージョンで作成した DWG ファイル
    • TrustedDWG を扱うことが出来ます
  • すべての AutoCAD バージョンで作成した DXF ファイル

図面の保存:

  • R14, 2000, 2004, 2007, 2010, 2013, 2018 形式の DWG ファイル
  • R12, 2000, 2004, 2007, 2010, 2013, 2018 形式の DXF ファイル

アドインの互換性

AutoCAD 2021 から AutoCAD 2024 まで継承してきたアドイン アプリケーション(ObjectARX、AutoCAD .NET API)の互換性は、AutoCAD 2025 には継承されません。すべての API を利用するアプリは、AutoCAD 2026 が提供するアセンブリ、タイプライブラリなどの参照ファイル、あるいは、ObjectARX SDK を利用して、再ビルドとテストが必要です。

ObjectARX SDK for AutoCAD 2026 は、ObjectARX for AutoCAD SDK ページの Licensing 下のリンクを介してダウンロード可能です。

昨年リリースの Windows 版 AutoCAD 2025 から、それまでの  .NET Framework 4.8 に代わって、クロスプラットフォームで利用可能な .NET 8 を採用しています。製品自体のルック&フィール(見た目や操作感)に変化はありませんが、AutoCAD .NET API を使用する .NET Framework 4.8  ベースの Visual Studio プロジェクトは、.NET 8 へアップグレードして再ビルドする必要があります。

.NET Framework と .NET(.NET Core)の役割や違いは、.NET Framework と .NET(.NET Core) の記事をご確認ください。.NET 8 への Visual Studio プロジェクトの移植については、AutoCAD 2025 時に AutoCAD 2025 .NET 8 へのアドイン移植 の記事でご案内しています。

なお、アドイン アプリ運用時のセキュリティを向上させる目的で、パッケージ バンドルを使用する自動ローダーの検出に一部変更が加えられています。詳細は、次の記事をご確認ください。

By Toshiaki Isezaki


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